オンライン会議・発表

ZoomとGoogle Meetのプロンプター。確認できていることを書きます

ノートパソコンなら、Mac版かWindows版の Wispim を動かすだけで、原稿が通話の上の小窓に残ります。もう一つの方法は、ノートパソコンの横にiPhoneを立てることです。通話中も原稿が声に合わせて進むかどうかは確かめていないので、このページは「定速」を軸に読みを組み立てます。

Mac App Store からダウンロード 無料で6回。Mac、macOS 13 以降。
Microsoft Store からダウンロード Microsoft Store からダウンロード 無料で6回。64 ビット PC、Windows 10 バージョン 2004 以降。
App Store からダウンロード 無料で6回。iPad、iPadOS 16 以降。
App Store からダウンロード 無料で6回。iPhone、iOS 16 以降。

会議をMacで開いているなら

通話を開いているのと同じMacで、Wispim を動かします。「小窓で開始」でテイクを始めると、小窓は通話のウィンドウの上に残り、通話が全画面でも変わりません。通話アプリに戻っても、小窓はその場にあり、テイクは走り続けます。小窓をカメラのすぐ下へ寄せるとそこに吸い付くので、目線をほぼレンズに置いたまま読めます。Pro なら、原稿はご自身のiCloudを通って、iPhoneとMacのどちらでも開けます。

通話の画面が前にあるあいだも、三つのショートカットが効きます。⌃⌥Pはテイクの一時停止と再開、⌃⌥Fは小窓の表示と非表示です。⌃⌥Tはクリックスルーで、小窓の上のクリックを後ろの通話に通します。形や大きさ、Macに必要な環境は、Mac版のページにまとめています。

テイク中のWispimの小窓。いま読んでいる語が青で示されている

会議をWindows PCで開いているなら

通話を開いているのと同じPCで、Windows版 Wispim を動かします。小窓はほかのウィンドウの上に残り、通話のウィンドウの上も同じです。カメラのすぐ下へ置くこともできます。Ctrl+Alt+Pはテイクの一時停止と再開、Ctrl+Alt+Fは小窓の表示と非表示です。Ctrl+Alt+Tは、小窓の上のクリックを後ろの通話に通します。PCに必要な環境は、Windows版のページにまとめています。

もう一つは、ノートパソコンの横にiPhoneを立てる方法

二つ目のやり方は、ノートパソコンが何で動いていても使えます。ウェブカメラの下にiPhoneを立てて、全画面のプロンプターを走らせてください。通話アプリはノートパソコンの側にあるので、iPhoneのマイクを取り合うものがなく、声への追従はほかの場面と同じように動きます。机に立てたiPhoneは、手に持つよりも目から遠くなります。1時間ぶんの原稿なら、先生向けのページで扱っている文字組みが要ります。

確かめたのは、カメラ・Instagram・TikTokの三つです

声への追従を実際に確かめたのは、iPhoneでカメラ・Instagram・TikTokを使って撮影しているときの動きです。ZoomとGoogle Meetはその中に入っていないので、このページは「問題なく動きます」とは書きません。書けるのはアプリが何をするかで、大事な会議でそれに頼るかどうかは、読んだうえで決めてください。

半分は確かで、半分はそうではありません。確かなほうは小窓です。Macの小窓も、Windows PCの小窓も、iPhoneの小窓も、通話アプリの上に残ります。確かでないほうはマイクです。声への追従はマイクを通して聞いていて、通話アプリは通話のあいだずっとそれを握っています。両方が同じマイクを分け合えるかどうかは、どの機器でも確かめていません。

iPhoneには、この場合の答えがすでにあります。カメラアプリが録画を始めたときと同じ仕組みです。他のアプリがマイクを取ると、テイクはそこで待ちます。文字は読み終えた語で止まり、「マイク占有中」と表示されます。音が戻ると「再び聞き取り中」と出て、その語から読みが続きます。常にこの動きで、切るための設定はありません。自動で先へ進むことは期待せず、いったん止まる前提で組み立ててください。

会議は「定速」を軸に組み立てます

「定速」は「速さ」を1分あたりの語数で決めて進み、スクロールにマイクを必要としません。会議の下ごしらえを「定速」でやる理由はそこです。原稿を一度、ふだん話す速さで声に出して読み、その速さに「速さ」を合わせてください。それだけで、このページが保証できない変数が計算から消えます。

「開始の待ち時間」はどのモードにもあります。オフ、5秒、10秒、20秒。会議では、通話アプリに戻ってミュートを解除するための時間になります。iPhoneでは待ち時間が全画面だけでなく小窓の中にも出るので、すでに相手の顔を見ている状態でも残りを確かめられます。3・2・1のカウントダウンはどのモードにもなく、待ち時間が終わると「音声」と「音」はあなたが話し出すのを待ちます。

撮影と会議が違うのはここです。2本目のテイクはなく、まずいところを切ることもできず、やり直すあいだ誰も待ってくれません。

会議をiPhoneで開いているなら

iPhoneの小窓は、ピクチャインピクチャと同じように画面の角へ吸い付きます。置くなら上の角、インカメラにいちばん近いほうです。原稿とレンズの距離が短いほど、目線の移動も小さくなります。会議中に画面の原稿が役に立つのは、話している相手を見たままでいられるあいだだけです。形は横長・縦長・帯から、通話アプリのレイアウトが空けてくれる形を選びます。

小窓には、全画面のプロンプターとは別の「左右の余白」があります。「文字サイズ」のほうは原稿本体の設定がそのまま使われ、小窓の形に合わせて縮んで表示されます。どちらも小窓のページに書いています。

小窓はタッチを受け付けません。iOSの制約で、ほかの操作手段がある理由もそこにあります。声で指示する音声コマンドがあるのは10言語で、日本語は入っていません。使える言語でも、コマンドは声への追従と同じマイクで聞いているので、会議中は当てにできません。残るのは音量ボタンで、一文戻ったり進んだりできます。音量ボタンはアプリ内で「実験的」と表示されている機能で、シャッターにボタンを取られるため、カメラ系のアプリの中では効きません。

参加10分前のチェックリスト

  • 間違えられないところまで原稿を削ります。数字、名前、言い回し。残りは会話です。
  • 一度声に出して読み、その速さに「定速」の「速さ」を合わせて、そこから動かしません。
  • 原稿は「小窓で開始」で走らせ、「開始の待ち時間」はアプリを切り替えてミュートを解除できる長さに。10秒なら落ち着けます。5秒では足りません。
  • 画面に顔を寄せなくても読める大きさまで、原稿の「文字サイズ」を上げます。
  • MacかWindows PCなら、参加する前に小窓をカメラの下に置き、⌃⌥PかCtrl+Alt+Pを一度押して、テイクが止まるのを確かめます。
  • 議題はあるものをそのまま持ち込みます。TXT・Markdown・PDF・DOCX・RTFの「ファイルを読み込む」は Pro です。無料のままでもプロンプターを6回起動でき、原稿は何本でも持てて、その範囲では小窓も声への追従もそのまま使えます。

よくある質問

ZoomやGoogle Meetで使えますか?

MacやWindows PCの小窓も、iPhoneの小窓も、通話アプリの上に残ります。ただしZoomは、確かめたアプリに入っていないので、動くとは書きません。確かめたのはiPhoneのカメラ・Instagram・TikTokの三つです。読みはマイクを必要としない「定速」で組み立ててください。

会議のあいだも、原稿は声に合わせて進みますか?

どの機器でも確かめていません。通話アプリは通話のあいだずっとマイクを握るのがふつうです。会議では「定速」を選んでください。決めた速さで進み、スクロールにマイクを必要としません。iPhoneで「音声」のテイク中にマイクを取られても、読みはあなたを置いて先へ進みません。文字は読み終えた語で止まり、マイクが戻るまで「マイク占有中」と出ます。

通話を開いているのと同じMacで読めますか?

読めます。Mac版 Wispim の小窓は、通話ウィンドウの上に残ります。通話が前面にあるあいだも、⌃⌥Pでテイクの一時停止、⌃⌥Fで小窓の表示と非表示、⌃⌥Tで小窓ごしのクリックの通過ができます。読みには、上の答えと同じ理由で「定速」を使ってください。

通話を開いているのと同じWindows PCで読めますか?

読めます。Windows版 Wispim の小窓は、通話の上に残ります。通話が前面にあるあいだも、Ctrl+Alt+Pでテイクの一時停止、Ctrl+Alt+Fで小窓の表示と非表示、Ctrl+Alt+Tで小窓ごしのクリックの通過ができます。読みには、同じ理由で「定速」を使ってください。

会議をパソコンで開いて、原稿をiPhoneで読めますか?

読めます。2台の別々の機器として使い、ノートパソコンが何で動いていても構いません。このページがいちばん心配しなくていい置き方でもあります。通話アプリが別の機械の側にあるので、iPhoneのマイクを取り合うものが何もないからです。iPhoneをどこに立てるかは、上の節に書いています。

相手の画面にプロンプターは映りますか?

相手に見えているのはあなたのカメラで、あなたの画面ではありません。MacかiPhoneから画面共有を始めたら、小窓も一緒に共有されると思ってください。小窓は、共有する画面の上にあるからです。Windows PCで共有した画面に小窓がどう映るかは、未検証です。共有する前に、テスト通話で確かめてください。

iPhoneで Wispim を入手

カメラでコードを読み取ると、App Store の Wispim のページが開きます。

iPadで Wispim を入手

カメラでコードを読み取ると、App Store の Wispim のページが開きます。